那覇空港周辺における交通アクセスおよび駐車場運用の現状と一考察 地域インフラ・交通利便性に関する私感ノート 1. 滑走路増設に伴うアクセス交通の現状 那覇空港におきましては、滑走路が2本化されたことに伴い、航空機の発着枠拡大とともに観光客等の利用者が増加傾向にあります。 空港へのアクセス道路における交通渋滞につきましては、現在も課題として残されているものの、高速道路の空港延伸事業や新たなトンネル工事等が着実に推進されており、解決に向けた道筋が少しずつ見えつつあるように受け止めております。 素人考えではございますが、こうした道路網の整備は滑走路の共用開始前に完了していることが一層望ましかったのではないかとも感じられるところです。 2. 空港駐車場における利用上の課題と構造的要因 道路渋滞以上に課題と感じられますのが、空港敷地内における駐車場の混雑状況です。現在、P1・P2・P3の計3箇所に立体駐車場(4階建て)が設置されておりますが、常時満車に近い状態が続いております。周辺に大規模な代替駐車場が不足しているため、モノレールや路線バスの利用へと誘導する観点からも、一定の改善の余地があるのではないかと拝察いたします。 とりわけ利便性の面で気になるのが、車両動線と満空表示の仕組みです。旅客ターミナルに近い順は「P1・P2・P3」となっておりますが、車両が進入・通過する順番は「P3 ➔ P1 ➔ P2」となっております。 各駐車場の「満/空」情報が手前で把握できず、進入直前まで分からない構造となっている点がネックとなっております。例えば、手前のP3が「空車」であっても、その先にある最も利便性の高いP1が空いているかは確認できません。「P1も空いているだろう」と見込んで進入し満車だった場合、さらに奥のP2へ進むもののそこも満車、という事態が発生しがちです。 敷地内道路は後退ができないため、一度満車を通過してしまうと、タクシーやレンタカー、一時停車車両などで混雑するターミナル...
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